「陽光桜」の制作者は愛媛県の元教師!?
2017/04/05
4月に入ってレインボー通りの桜並木もちらほらと花が咲きだし、天気の良い日の午後に利用者様を連れてお花見に行って来ました。
「桜をこれから見に行きますよ」と皆さんに伝えると、今まで眠っていた利用者様も起きて「さくら、さくら」と言い出して行く気満々に!
普段はほとんどの人が外出することがないため、スタッフ一同で慌てて行く準備をして出発しました。
花見に行くと出勤時にはまだ開きかけの桜も、日中の気温上昇によって満開にはっている木もあり、桜の木の下に近寄って一人一人が桜を眺めたり、香りを嗅いだりしていました。
そして、利用者様たちは満足し、記念写真を撮って帰りました。
調べてみるとレインボー通りの桜は陽光桜(ヨウコウザクラ)といって「里桜」の天城吉野(アマノギヨシノ)と寒緋桜(カンヒザクラ)との交配によって作り出されたそうです。作者は愛媛県の元教師だった高岡正明さんで、送り出した教え子たちが戦場に散ったことを悼む鎮魂の旅に出た沖縄で寒緋桜と出会い、この桜が生まれることにつながったということです。改良25年にして作り出された陽光桜を、作者は「平和のシンボル」として各地に贈り続けたそうです。
みなさんもお花見に行かれてはいかがでしょうか。