おせち料理に込められた願いとは・・・
2018/12/27
こんにちは!レインボー恵です!
年の瀬を前にだんだんと慌ただしくなってきました。
年賀状を書いたり、大掃除をしたり、大忙しのことと思います。
しかしここレインボー恵の利用者様はゆったりとした時間を過ごされています。
ミニ門松をどこに飾ろうか?と思案しているとその門松をご覧になって「もうお正月だね~」としみじみおっしゃっていました。
お正月といえば、「おせち料理」です。
昨晩実家からおせち料理の食材が届きました。
特に多かったのが「里芋」で思わず写真を撮ってしまいました。
おせち料理の中には、いろんな意味や由来があり、家族のみんなに幸せになってほしいとの願いが込められています。
本来は四段重が正式らしいのですが、最近は核家族化が進み簡便に三段重のところが増えているようです。
●一の重:「祝い肴(ざかな)」「口取り」
お屠蘇をくみかわす時に祝う肴を盛り合わせます。黒豆、栗きんとん、昆布巻き、伊達巻、田作りなど。また、お酒が飲めない子どもたちのため、甘い料理が中心になります。
●二の重:「酢の物」「焼き物」
酢の物を盛るのが正式な詰め方です。現在は、おせちのなかでもごちそうとされる焼きものも盛るようになりました。なます、数の子、酢れんこん、ぶり・鮭の焼き物、お肉を焼いた物などを盛ります。
●三の重:「煮物」
おせち料理は、季節の野菜の煮しめがその始まりと言われています。三の重には、筑前煮、野菜の煮しめなど季節のおいしい野菜をふんだんに使った煮物を盛ります。
この三の重の煮物に「里芋」が使われます。
里芋は子芋がたくさん付くことから、子宝に恵まれますようにと願って使われます。
他にも海老は腰が曲がるまで丈夫という長寿の願いが込められ、
鯛は、縁起物でメデタイに通じるから使われ、
昆布(昆布巻き)は、「よろこぶ」という言葉にかけています。
紅白かまぼこは、半円形は日の出に似ていることから新しい門出にふさわしく、紅は魔よけ、白は清浄を表すから、
栗きんとん(栗金団)「金団」と書き、その色から黄金にみたてて財産を現し、富を得る縁起物とされていて、
今年も豊かでありますようにという願いをこめられているから・・・などなど
調べると興味深いものが多々ありました。
お正月におせち料理を召し上がるとき家族で食材や料理の意味や由来について語り合ってみてはいかがでしょうか?
(追記)
ちなみに里芋を炊くと吹きこぼれますが、
なんとさつま芋も一緒に炊くと吹きこぼれないそうです。
私の祖母直伝です!ぜひお試しください。